9品目 放置サラダチキン ~脂質の基本~
野球部・剣道部以外で急に坊主にすると「なんか悪いことした?」と聞かれがち。
みなさん、お疲れ様です。
かぺです。
本日は「脂質の働き」について説明していきたいと思います。
さっそく見ていきましょう!
① エネルギー
アスリートは他の人と比べ、たくさんのエネルギーが必要になります。
そのため、効率よくエネルギーを摂取するには脂質が適しているのです。
簡単に言えば、アスリートはたくさん食事をとらないといけませんが、
食事の量を増やすと食べきれません。そのため、脂質を増やすことで、少ない量で
たくさんのエネルギーを摂るできるようになるのです。
しかし、脂質の摂取しすぎはよくありません。
また、今度その弊害について説明していきますね。
② 脂溶性ビタミンの吸収
脂溶性ビタミンとは、ビタミンA、D、E、Kの4つのことを言います。
なぜ、「脂質」と「ビタミン」が関係しているのかというと
脂質と脂溶性ビタミンの吸収回路がほとんど同じで、脂質と一緒に吸収される
からなんです。なので、脂質の摂取量が不足すると脂溶性ビタミンの減少に
繋がってしまいます。
マラソン選手や新体操の選手など、体重管理のために摂取を拒む人が多いのですが
脂溶性ビタミンの吸収を邪魔してしまうことになるので、脂質を適度に摂らないと
せっかく食べた野菜の栄養素が無駄になってしまい、元も子もないですよね。
③ 細胞
細胞は脂質のおかげで成立しているといっても過言ではありません!
細胞を隔てている細胞膜という物質があるのですが、細胞膜は主に脂質から
できています。そのため、1個1個の細胞が確立するためには、脂質が欠かせないのです
もちろん、人間は細胞でできています。筋肉も同様です。
脂質を摂取しないと、細胞の質が落ち、肉離れや筋膜炎など
怪我につながってしまうので、脂質を摂取することはとても重要なことなのです。
まとめ
脂質の働きは以下の通りです。
① 効率の良いエネルギー源になる
② 脂溶性ビタミンの吸収の補助をする
③ 細胞の一部となる
脂質は
「体重が増えちゃうから、やめよう」
「なんか、みんな良くないっていうからやめよう」
などスポーツをする上で、マイナスなイメージがついていますが
実際は、体自体を整えるうえで欠かすことのできない栄養素なので
適度に摂取していきましょう!
本日のスポーツ栄養の知識は以上となります。
〈かぺーずメニュー〉
本日作るのは「放置サラダチキン」です!
なぜ、「サラダチキン」に「放置」が付いたかというと、ほとんどの工程を
放置して過ごすことができるメニューだからです(笑)
材料
・鶏むね(400g)
・塩(小さじ2)
・こしょう(適量)
・酒(大さじ4)
・鶏がらスープの(小さじ1)
・にんにくチューブ(1㎝程度)
作り方
① 鶏むね肉の両面にフォークで穴をあける(結構強めにやっても大丈夫)
② 塩、こしょう、酒、鶏がらスープの素、にんにくチューブを上記の分量通りに
ジップロックに入れ、混ぜる。
③ ジップロックに鶏むね肉をいれ、よく揉んで10分放置する。
④ その間に、鍋に沸騰したお湯を準備しておく。
⑤ 火を弱火にし、鍋にジップロックごと入れ、20分放置
⑥ いい具合に切って、盛り付けたら完成!!!
サラダチキンはたんぱく質に優れ、間食やおかずの一品になるのでおすすめです!
みなさんもぜひ作ってみてください
本日は以上となります。
また次回お会いしましょう!
かぺ